ネット上のコンテンツを自宅の大画面TVに接続して楽しむことができるFire tv。盛んにテレビコマーシャルも行われており、Fire tvを購入する世帯も増加しています。
Youtubeやニコニコ動画などの動画共有サイトはもちろんのこと、VODなどの動画見放題サービスを利用する時も、このFire tvがあれば自宅の大画面TVで迫力ある映像を楽しむことができます。そこで今回はFire tvについて、その概要や利用方法について解説いたします。
目次
そもそもFire tvって何?
実はFire tvのことをまだ詳しくご存知ない方もいると思います。そこでまずFire tvについて簡単に説明しておきましょう。
Fire tvとはひとことで言うと「テレビでインターネットの動画を観ることができる」仕組みのことです。Fire tvを利用するには、まずFire TV Stickと呼ばれるものをAmazonで購入する必要があります。
このFire TV Stickは、テレビのHDMI端子に挿して使うものであり、本体内にクアッドコアプロセッサと専用のGPUを搭載し、802.11ac対応のデュアルバンドWiFiに対応しているためネット環境があればこれだけでさまざまな動画コンテンツを楽しむことができるものです。
また、シンプルな操作のリモコンが付属しているため、簡単な操作で目的の動画を探し出すこともできます。またリモコンは音声認識機能を備えているため、ワード検索もお手の物。映画のタイトルや俳優名、ジャンル名などで素早くコンテンツを見つけることが可能です。
Fire tvがあればできること
では、Fire tvで何ができるかを具体的に見ていきましょう。
動画配信サービスを観ることができる
Amazonプライムのアカウントと紐づけ設定されているため、Amazonプライムの動画をテレビで観ることができます。
また、Amazonプライム経由でアプリをインストールすることにより、NetflixやHulu、dTV、DAZNといった他社のVODも観ることができるようになります。(それぞれの利用料は別途発生します)
Amazonプライムミュージックが聴き放題
Amazonプライム会員特典のひとつであるプライムミュージックがテレビでも楽しめます。楽曲数は100万曲以上と非常に充実しており、パソコンのスピーカーではなくテレビの上質なスピーカーで聴く音楽はまた一味違った印象を与えることでしょう。
動画共有サービスを視聴できる
Youtubeやニコニコ動画など、各種動画共有サービスにアクセスしその動画をテレビで楽しむことができます。YoutubeのLIVE配信、ニコニコは生放送にも対応しており、さまざまなコンテンツで盛り上がれます。
インターネットTVの閲覧ができる
AbemaTVに代表されるインターネット放送をテレビで観ることができます。また、通常のインターネットサイトにある動画(Gyaoなど)もFire TVがあればテレビで楽しむことが可能となります。
『Fire TV Stick』と『Amazon Fire TV』の違い
さて、このように人気のFire TV Stickですが、Amazon Fire TVと呼ばれるサービスと混同してしまうことがあります。
似たようなサービスを提供するものではありますが、実はAmazon Fire TVの方にはFire TV Stickには無い機能が実装されています。
そもそも、Amazon Fire TVはスティックタイプではなくSTB(セットトップボックス)であり、価格もFire TV Stickの倍以上する製品です。
Amazon Fire TV には128GBまでのMicroSDを外部ストレージとして使用することができ、ヘッドホンやキーボードなどをBluetooth接続することもできるため、ほぼパソコンと同じようなものと考えて差し支えないでしょう。
また、Amazon Fire TV は4K画質のコンテンツを再生することができる点も大きな違いです。
もちろん4K対応テレビが必要であることは言うまでもありませんが、これからの主流となる4K画質を思う存分堪能できるという点は大きなアドバンテージとなるでしょう。
おわりに
これからはインターネットの動画も個人ではなく家族など大勢で楽しむことができる時代になります。
VODサービスに加入しているなら、ぜひFire tvも一緒に使って大画面でコンテンツを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
(注釈)
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