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今年もアツい!サッカー・プレミアリーグ2017~2018シーズンの注目チームTOP5

8月を迎え、いよいよヨーロッパ各国のリーグが始まる季節になりました!

すでに開幕を迎えているところもあり、さらにはチャンピオンズリーグの予備予選も開催されています。ビッグクラブに関してはアジアやアメリカを回りながらプレシーズンの試合をこなし調子を上げているところですね。

4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)はイングランドのプレミアリーグがいち早く8月11日から開幕する予定です。

そこで今回はプレミアリーグ2017~2018シーズン注目のチームTOP5をご紹介します!

プレミアリーグ注目チームTOP5

チェルシー

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まずは2016~2017シーズンのプレミアリーグを独走して優勝したチェルシー。

プレミアリーグ年間30勝を達成し自らの年間最多勝を更新する圧倒的な強さを見せたのは、なんといっても昨シーズンから指揮をとるA・コンテ監督の影響が大きいでしょう。

彼が持ち込んだ3バックの3-4-3(もしくは3-4-2-1)というフォーメーションがハマり鉄壁の守備、効率的な攻撃が可能になりD・ルイスやE・アザールが躍動しました。特にE・アザールは2年前のリーグMVPをとったシーズンと同じような活躍で36試合16得点と出色の出来!また今シーズンも活躍は間違いない選手ですし、チーム自体も監督の戦術がより浸透して機能的なチームになっていくでしょう。

この夏の移籍市場では昨シーズン主力だったN・マティッチを始め多くの選手を放出し、得点源のD・コスタも放出濃厚とされています。しかし移籍金およそ103億円で獲得したA・モラタやT・バカヨコ、昨夏から狙っていたコンテ監督お気に入りのディフェンダーのA・リュディガーの獲得にも成功し駒は揃ったことで、今シーズンも優勝候補の筆頭といえる存在感がありゼッタイに見逃せないチームです!

マンチェスターシティ

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”ペップ”グアルディオラが指揮するも昨シーズンは3位で終了したマンチェスターシティ。

攻撃陣はG・ジェズスが昨冬加入しすでにフィットしています。また、R・ザネやK・デ・ブルイネなど若く代表でも主力級の選手が在籍しており、その他にも在籍年数が長いS・アグエロやD・シルバ、Y・トゥーレなどかなり充実した陣容!

しかし移籍市場ではなんと日本円で約290億円を使って補強しています。その中でもK・ウォーカーをはじめとした3選手を170億円費やし補強したサイドバックは、高齢化した選手を放出したとはいえ驚きの金額です!

これはグアルディオラの戦術の中でもサイドバックは数的有利をつくるのに非常に重要であり、また攻撃的に行く際にも大事なポジションなので当然かもしれません。

システムは4-3-3ですがプレシーズンの試合では3バックも試しており今シーズンはボールポゼッションをより多くした戦術が見れそうです!

リバプール

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昨シーズンはアーセナルと勝ち点わずか1ポイント差でチャンピオンズリーグ出場権(プレーオフから出場)を獲得したリバプール。

システムは4-3-3でJ・クロップが標榜しているゲーゲンプレッシングを駆使したショートカウンター、また最近ではボールポゼッションが高く攻撃的な試合も多くなってきており楽しみなチームです。

その中で注目の選手は何と言ってもF・コウチーニョでしょう!幼少の頃からフットサルに親しみ身につけた細かなボールタッチで敵のコンタクトをかわすドリブルや魔法のようなパスなど「試合を決めれる」プレイヤーといえます。

その他にもS・マネやこの夏移籍してきたM・サラーなどサイドにスピードのある攻撃的な選手がおり、新シーズンではどのような戦いを見せてくれるのか楽しみです!

マンチェスターユナイテッド

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J・モウリーニョが指揮して2シーズン目を迎えるマンチェスターユナイテッド。

昨シーズンは公式戦46試合出場28得点を決めたZ・イブラヒモビッチに依存していましたが、M・ラッシュフォードなど若手も育ってきておりさらにこの夏にはエバートンからR・ルカクを獲得しました。その額日本円で約110億円!プレシーズンの試合では早速マンチェスターシティ相手にゴールを決めておりチームにフィットしています。

基本的な戦術は昨シーズンのチェルシー戦で見せたような相手の特徴を潰す堅い守備からのカウンターです。とは言っても中盤にはテクニックやフィジカルが世界トップクラスのP・ボグバや技巧派のJ・マタ、H・ムヒタリアンなどがいますので退屈な試合にはならないでしょう!

また就任2年目のモウリーニョは1年目よりもタイトルの数や質が改善されるという傾向(前チームのチェルシー時代を除く)があるため、マンチェスターユナイテッドが今期プレミアのタイトルをとるのか注目せざるを得ません!!

エバートン

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なんとあのW・ルーニーがマンチェスターユナイテッドから復帰したエバートン。ユナイテッド時代の全盛期があまりにも偉大すぎたため、最近の数シーズンの出来はあまりよくないように映りますが、まちがいなく完成されたモダンなフットボーラーの一人です。

そんな素晴らしい選手であるルーニーを見るだけでも価値がありますが、この夏はルーニー以外にも大型補強を敢行しました。バルセロナの下部組織出身でマラガから獲得したフォワードのS・ラミレスや、すでにイングランド代表に召集されているディフェンダーのM・キーンを日本円で約44億円を使って獲得しており、上位進出を狙っています。

また、2004~2005シーズンから見てみると11位が3回あるだけです。その他のシーズンでは毎年上位をキープし、今シーズンはより高い目標であるチャンピオンズリーグ出場圏内の4位以上を狙おうという強い意気込みが感じられます。ぜひチェックしてみてくださいね!

最後に

以上5チームをご紹介しましたが、上位のチームにいくにつれ個人のスキルだけでなく戦術が重要になっています。

1試合でリーグの戦術の傾向が変わってしまうほどに進化が早い現代のフットボール。スーパースターのプレーも楽しみではありますが、その裏には監督の戦術が功を奏した結果であるということも頭に入れながら見てみるとより楽しめると思います。各国のスタープレイヤーだけでなく超一流の監督が集まっているのも、プレミアリーグの特徴といえますしね!

またプレミアリーグは戦力が拮抗しているのでご紹介したチーム以外にもアーセナルやトットナムなど上位6チームぐらいには優勝の可能性が存在します。そのため最終節まで見応えのある試合が年間を通して繰り広げられますので、ぜひ好きなチームや気になるチームがありましたらシーズンを通して観戦することをオススメします!

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北村禅
北村禅
スポーツ好きな雑食系ライターです。 よろしくお願いします。