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ユーザー数激増中!今注目のVODサービスを徹底比較

忙しい仕事の合間のちょっとした息抜きに、あるいは休日に家族で楽しむコンテンツとして、VOD(ビデオ・オン・デマンド)を楽しむ人が増えています。

各VODサービス提供会社によると、会員数もここ数年右肩上がりで上昇しており、「新しい時代の余暇の過ごし方」として認識されてきているようです。

コンテンツもテレビとの差別化が図られ、VODでしか見ることができないオリジナルコンテンツの制作に力を入れる事業者も出てきました。そんなVOD業界ですが、現在国内でサービスを提供しているVODサービスは100以上あるとも言われています。

そんな数多のVODサービスの中から、今回は会員数も多くコンテンツも充実している8つのサービスをピックアップしてそれぞれの特徴をご説明いたします

今さら聞けないVODの基本

そもそもVODとはどのようなサービスなのでしょうか。VODをわかりやすく言うと”ネットで動画コンテンツを観るサービス”であり、インターネット版レンタルビデオとも言えます。

視聴者は自宅や外出先で観たい動画を選び、ネット上で課金することでその場ですぐに視聴開始することができるサービスです。

課金形態はいろいろありますが、その多くは月額課金でサイト内のコンテンツ見放題となっているか、あるいは1作品当たりいくらという風に単価設定されているかといったところです。

ちなみに前者の月額課金スタイルを”サブスクリプション”、後者の作品ごとの課金を”PPV(ペイパービュー)”と言います。

ネット環境さえあればデバイスを問わず視聴可能であることや、テレビのリアルタイム視聴では不可能な早送りや巻き戻しなどができることもあり、近年多くのユーザーがVODでの動画視聴を楽しんでいます。

今、注目を集めているVODはココ!

現在、国内には数多くのVOD事業者が存在しています。地上波放送局やインターネットビジネス事業者、通信事業者など幅広い分野がVOD市場に参入していますが、サービスによって料金体系やコンテンツ内容などが大きく異なります。

現在、人気があるのは洋画や邦画など人気作品を多く取りそろえたサービスやアニメやスポーツなどの専門分野に特化したサービスです。

人気VODのサービス内容や価格を徹底比較!

それでは、数あるVODサービスの中でも、特に多くのユーザーに支持されているサービスを以下ご紹介しましょう。

1. Amazonプライム


料金:サブスクリプション 3,900円/年 ※一部PPVあり

通販大手amazonが展開しているプライム会員向けVODサービスです。動画の本数は約2万本とそれほど多くはありませんが、洋画、邦画、ドキュメンタリー、アニメと幅広いジャンルの作品を取り揃えています。

最近はオリジナルコンテンツの制作にも力を入れており、吉本興業と組んでオリジナルバラエティー番組をリリースするなど、話題を集めています。また、Amazonプライムはプライム会員向けのサービスです。

Amazonプライム会員は通販の送料が無料となったりお得なセールに参加できたりとVOD以外の特典も多いので、その点でも会員メリットは大きいと言えますね。

2. Hulu


料金:サブスクリプション 1,026円/月

動画本数は4万本、中でも圧倒的な海外作品のラインナップが目をひくhuluは、2週間の無料期間を設け「お試し」視聴にも対応しているのが特徴です。

元々アメリカのVOD事業者であるためアメリカをはじめとする海外作品のラインナップは豊富。海外テレビドラマを見るならhuluと言われる程独自のポジションを築き上げています。

また、キッズ向けチャンネルも用意されており、妖怪ウォッチやアンパンマンなど子どもに人気の作品も多数用意されています。大人から子どもまで家族みんなで楽しめるVODサービスと言えますね。

3. U-NEXT


料金:サブスクリプション 2,189円/月 ※一部PPVあり

動画本数約12万本と、国内最大級のコンテンツ量を誇るU-NEXT。無料トライアルも31日間と長く、納得いくまでお試し期間でサービスを吟味することが可能です。

コンテンツ内容も洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・バラエティまで幅広く、特に音楽系・アイドル系のコンテンツの多さが一部の熱狂的なファンを生み出しています。

またアニメ作品にも強く、現在放送中の作品を見逃した場合がすぐにU-NEXTでフォローできるほどの充実ぶり。月額料金はやや高いですが、その分価値のあるサービスと言えますね。

4. dTV


料金:サブスクリプション 500円/月 ※一部PPVあり

このdTVはもともとNTTdocomoのユーザー向けだったサービスですが、現在ではdocomo以外のユーザーにも開放されており、誰でも月額課金でコンテンツを楽しめるようになっています。

作品数は12万本と国内最大級。ガールズチャンネルといった女性向けコンテンツを集めたカテゴリー分けを行っているのが特徴です。

また、各種ニュース映像も豊富。つい先ほど放映されたニュースがすぐにコンテンツとして配信されるなど、他とは違った特徴を打ち出しています。

5. TSUTAYA TV


料金:サブスクリプション 1,026円/月 ※一部PPVあり

レンタルビデオ大手のTSUTAYAが運営するVODサービスです。レンタルビデオが本業だけあって、最新作の配信も早く、とにかく新作を人より早く観たいという人にはベストな選択となります。

また、一部PPV作品がありますが、月額会員は月に2本までPPV作品を無料で観ることができます(3本目からは有料です)。動画本数は5万本と多く、旧作映画のラインナップも豊富であるため、休みの日に懐かしの映画をゆっくり観るといった楽しみ方もできますね。

6. Netflix


料金:サブスクリプション 650円/月・950円/月・1,450円/月の3プランあり

VOD業界では世界最大手となるNetflix。日本では2015年にサービスを開始しました。日本では比較的後発のサービスではありますが、コンテンツのクオリティの高さが人気を呼びあっという間に会員数を増やしています。

その特徴は何といってもオリジナルコンテンツの質。「フルハウス」や「フラーハウス」といった大人気のテレビドラマはNetflixでしか見れません。

他にも”ここでしか観ることができない”コンテンツが豊富にラインナップされており、コアなユーザーから熱狂的に支持されています。

料金は3プランあり、ハイビジョン対応や4K対応など配信動画の画質によって価格が異なります。

7. DMM動画


料金: PPV(1作品54円~)

バンダイ作品やその他のアニメ作品が豊富にラインナップされているDMM動画。比較的若い層をターゲットとしているため、アイドル系や格闘技系の動画にも強みを持ちます。

またTBSとの連携により、TBSで過去に放映された作品なども数多く揃っており、国内ドラマ好きにはうってつけのサービスです。料金はPPVであり、1作品ごとに清算する形式です。作品数は4万本と多く、好きなジャンルに絞って観たいという人にはベストな選択と言えます。

8. スポナビライブ


料金: サブスクリプション 1,480円/月

スポーツ中継に特化したVODサービスならこのスポナビライブがベストです。プロ野球であれば巨人と広島を除いた10球団の主催試合を開始から終了まで中継し、過去の試合も振りかえって観ることができます。

また大相撲やテニス、サッカー(プレミアリーグ)、ゴルフなど多くのスポーツ中継を楽しむことができるため、スポーツ好きならば加入しておいて損はないサービスと言えますね。なお、ソフトバンク携帯利用者は月額料金が割引になるサービスがあります。

おわりに

いくつかのVODサービスをご紹介しましたが、国内にはまだまだたくさんのVODサービスが存在します。どのVODも独自のコンテンツを持ち、リーズナブルな価格で多くのユーザーから支持を集めているものばかり。どのサービスを選んでも充実した余暇を楽しめそうです。

ほとんどのサービスがパソコンだけでなくスマートフォンやテレビでの視聴も可能となっているため、好みのコンテンツが豊富にそろうサービスを選び、まずは無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。

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