目を見張るほどの高画質を実現した4K動画。横4,000pix前後×縦2,000pix前後の解像度(2,160p)に対応した映像は、デジタルハイビジョンよりもさらに高画質の映像を楽しむことができます。
最近は4K動画を配信するVODサービスも徐々に増えてきています。そこで今回は4K動画を楽しむことができるVODサービスとそのコンテンツをいくつかご紹介いたします。
目次
動画配信も4K時代へ
現在、多くのVODサービスはHD画質と言われる1,920pix×縦1,080pixの画像解像度(1,080p)で配信を行っています。
YoutubeなどでもHD画質が最高画質に設定されており、ネットで観ることできる動画サービスはHD画質が標準となりつつあります。
しかし、HD画質を上回る4K対応のテレビが発売され、パソコンのディスプレイも相次いで4K対応を打ち出しています。それに伴い、VODサービスも徐々に4Kコンテンツの拡充を図っており、より高画質で映像作品を楽しむことができる環境が整いつつあるのです。
4K動画を観ることができる動画配信サービスとコンテンツ
では、現在4K画質でコンテンツを配信しているVODサービスをご紹介します。
1.Netflix
Netflixのプレミアムプランでは、4K対応コンテンツを超高画質で再生することができます。(ベーシックプランやスタンダードプランでは4K非対応となります)ただし、4K対応のデバイスからのアクセスでないとHD画質での配信となるためその点は注意が必要です。
主な4K対応コンテンツですが、NARCOS(ナルコス)、DAREDEVIL(デアデビル)などの海外ドラマをはじめ、海中の世界、コロンビア: 野生の魅力といったドキュメンタリー番組が中心となります。
2. Amazonプライムビデオ
4K対応コンテンツを他のサービスよりも比較的数多くそろえているのがAmazonプライムビデオです。特に洋画の4K対応は他のサービスより1歩も2歩も進んでいます。
MIBやゴーストバスターズといった懐かしの作品から、世界大自然紀行などのドキュメンタリーまでカバーしており、対応コンテンツの増加ペースもかなりのものです。
なお、4K対応作品は4K対応デバイスからのアクセスでないとボタンが表示されません。対応の有無は都度4K対応デバイスから確認してください。
3. dTV
音楽コンテンツの4K配信ならdTVが最も進んでいます。「絢香/絢香レインボーロードTOUR 2015-2016」や「TOSHINOBU KUBOTA CONCERT TOUR 2015」「さよならの前に(AAA)」など、いろいろなミュージシャンのライブの様子やMVを4K配信しています。
4Kコンテンツの数はまだ少ないですが、会員数の増加とともに今後少しづつ増えていくことと思われます。
また、dTVオリジナル作品の「裏切りの街」などの動画作品も4K対応です。他とは違った4Kコンテンツを楽しみたいならdTVは外せませんね。
4. ひかりTV
4K動画の数を問うならば、国内最多クラスのひかりTVがおススメです。
700本以上の4K対応コンテンツをラインナップしており、「ルミネtheヨシモト」などのバラエティ番組から、「ハートロス・虹に触れたい女たち」「ドラマスペシャル 琥珀」などの国内ドラマ、そして「ディスカバー九州」などのドキュメンタリーまで幅広い番組が4K対応で配信されています。
利用するにはネット回線以外にひかりTV のSTB(セットトップボックス)が必要となりますが、これだけの4Kコンテンツを楽しめるのはひかりTV以外に見当たりません。
4K画質にこだわる方はここを選択しておけば間違いはないでしょう。
おわりに
ここ最近、かなりの勢いで4K対応コンテンツが増加しています。せっかくなら少しでも良い画質で楽しみたいというのは誰しもが思うこと。今後も4K対応コンテンツが各サービスから次々とリリースされるでしょう。
ただし、当然のことですが、4K対応コンテンツを楽しむには4K対応デバイスが必要です。4Kテレビやブルーレイレコーダー、Amazon Fire TVなど、4K環境を満たした上でコンテンツを楽しむようにしましょう。
(注釈)
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