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リーガ・エスパニョーラを盛り上げるのは誰!?絶対に注目すべき選手7人のまとめ

レアル・マドリードとバルセロナを中心に展開されるリーガ・エスパニョーラ。第2節を終えて、非常にエキサイティングな試合が目白押しです!

そして2チーム以外にも素晴らしいチームがたくさんあり、開幕前の注目選手は早くも結果を残しリーガを盛り上げています。

そんなリーガ・エスパニョーラの注目すべき選手を7人ご紹介したいと思いますので、観戦の際は所属チームの戦術などとともに注目してみてください!

リーガ・エスパニョーラで絶対に注目すべき7人の選手

1人目 クリスティアーノ・ロナウド

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レアル・マドリードに所属するクリスティアーノ・ロナウド。32才ですがたゆまぬ努力によって結果を出し続けている選手であり、人気、実力ともにサッカー界ではずば抜けているため、サッカーを知らない人でも名前くらいは聞いたことがあるでしょう。ポジションはフォワードで、ポルトガル代表の選手です。

ロナウドはポルトガルのスポルティング在籍時代にマンチェスター・ユナイテッドとの親善試合で活躍し、当時のユナイテッドの監督であったファーガソンが獲得を決めます。そして2003年に18才でユナイテッドに移籍すると順調に成長しチームの主力となりました。

2006-2007シーズンは17ゴール14アシストと自己最多を記録しリーグ優勝に貢献、翌年のシーズンではチャンピオンズリーグも優勝し2008年にはバロンドールを獲得します。

その後、2009年夏にレアル・マドリードに移籍すると、ユナイテッド時代よりストライカーとしてプレーするようになり驚異的なゴール数を積み上げ、名実ともに確固たる地位を築きました。レアル在籍8シーズンで全試合通算394試合出場して406得点を挙げ、リーグ優勝2回、チャンピオンズリーグ優勝3回と得点だけでなくチームのタイトルも獲得していきます。

ロナウドの特徴としてあえて挙げるとすればスピードのあるドリブル、多彩な得点パターンなどでしょう。全身をバネのように使うキレのあるドリブルは相手の逆を突くと爆発的なスピードで抜き去る場面が多々見られ、スペースがあるとより活きます。

また強烈なミドルシュートやサイドからのカットイン、裏への抜け出しや味方のクロスを打点の高いヘディングで決めるなど、身体能力とテクニックを駆使し相手ゴールを脅かす存在です。

今シーズンは開幕前の出場停止処分のためまだ試合には出ていませんが、第5節からは出場する予定となっています。レアル・マドリードはスター軍団で優勝候補ではありますが、ロナウドという選手がいてこそ勝ち続けているチームだと思いますので、今季も得点を積み重ねてチームを優勝に導けるか注目ですね。

2人目 マルコ・アセンシオ

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ロナウドと同じレアル・マドリードに所属するマルコ・アセンシオ。若干21才のミッドフィルダーですでにスペイン代表にも選ばれており、今季は活躍が予想されます。

アセンシオはマジョルカの下部組織出身でバルセロナに移籍寸前でした。しかし、交渉の際、移籍金の支払い方法が折り合わず結局レアル・マドリードに移籍します。

その後マジョルカとエスパニョールにレンタル移籍し、今シーズンレアルに復帰しました。

アセンシオの特徴は非常にボールタッチが柔らかくドリブルで運ぶことができ、そのままゴールを奪うことができます。しかしその割には視野も広く球離れも良いためチームにリズムを作り出すことができるプレイヤーです。

また利き足の左足から繰り出される強烈で正確なミドルシュートは相手にとって脅威となっています。u-21欧州選手権では豪快なミドルを連発し、今季の開幕前のスーペルコパ・デ・エスパーニャのバルセロナとの第2戦では先発しゴールを決め勝利に貢献しました。

そして第2節が終わったリーガでは、出場停止中のロナウドに変わりチームを救うゴールを決めており、主力のベンゼマやベイルと遜色ありません。それどころか今シーズンの活躍次第では、ロナウドやメッシに変わってサッカー界自体の世代交代を起こすかも。それぐらい要注目の選手ですのでぜひチェックしてみてください。

3人目 リオネル・メッシ

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FCバルセロナに所属するリオネル・メッシ。現在30才のメッシはロナウドと人気を二分し、チームとしても個人としてもライバル関係にあります。ポジションは基本的には右サイドや中央で自由に攻撃に関与するフォワードでアルゼンチン代表の選手です。

メッシは10才の頃に成長ホルモンの分泌異常が発覚し、治療なしには身長が伸びないと言われていました。しかしバルセロナの入団テストに合格し治療費を全額負担してもらうことで合意し、13才の時にバルセロナに移住し下部組織に加入します。

それからはバルセロナ一筋で2004年10月にプリメーラ(1部)デビューを果たすと、2005年に当時17歳と10ヶ月7日でクラブ史上最年少得点を決めます。そしてリーガ・エスパニョーラ8回、チャンピオンズリーグ4回と重要なタイトルを複数回獲得しており、個人でも全試合通算583試合507得点と脅威的な数字を残している歴史的名選手です。

この選手の特徴は足元のテクニックとドリブル、左足の強烈なシュートでしょう。細かなタッチでもトップスピードでボールを足元にコントロールでき、正確なトラップで常に相手から先手を取ります。

また相手の重心の逆をついて抜いていく場面もしばしば見られ、クイックネスが優れていることも、その名を轟かせている要因のひとつとして間違いありません。そして左足のシュートはわかっていても止められず、ゴラッソを連発してゴールを量産していきます。

今季のバルセロナはネイマールが抜け監督も変わりチームの変革期ではありますが、メッシがチームの中心であることは変わらないでしょう。それぐらい絶対的なプレイヤーですので、バルセロナというチームとともに今季どう戦うのか注目です。

4人目 セルヒオ・ブスケツ

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メッシと同じFCバルセロナに所属するセルヒオ・ブスケツ。基本的なバルセロナのフォーメーションは4-3-3ですが、その中盤の底(ピボーテ)のポジションで現在29才、スペイン代表の選手です。

ブスケツはバルセロナの下部組織出身で2008年に1部デビューを果たします。以降は主力としてチームに欠かせない選手に成長し、チームのリーグ優勝、チャンピオンズリーグ優勝に貢献します。

またシャビやイニエスタとともに形成した中盤はバルサ史上最高とも称されました。トライアングルをつくりながらボールを圧倒的に保持して試合を進めていくポゼッションスタイルは、2008年前後からバルセロナの戦い方として人々の熱烈な支持を受けており、現在もその戦い方が踏襲されています。

ブスケツの特徴は、全体のバランスを取るための絶妙なポジショニングやビルドアップ時の働きでしょう。相手の前線や中盤からプレスを受けやすいポジションですが、ワンタッチでさばいたり、キープし相手をかわして前のラキティッチやイニエスタにパスを供給しバルセロナの攻撃の起点となります。

一方、相手陣内でボールポゼッションして攻撃しているときは、4バックの両サイドバックが非常に高い位置を取るのが特徴です。2人のセンターバックの間に入り3バックのような配置になることもあり、常にチームのバランスをとっています。

ブスケツはあまり派手な選手ではなく、どちらかというと黒子の働きをする選手です。しかし今季もバルセロナではチームの屋台骨としてプレーしており、替えが効かないプレイヤーとなっています。密かに注目してみるとよりサッカーが深く知れると思うので注目の選手です。

5人目 コケ

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アトレティコ・マドリードに所属するコケ。ポジションはミッドフィルダーですが、ユーティリティー性が高く中盤ならどこでもこなす25才のスペイン代表選手です。

コケは8才からアトレティコに在籍しており2009年にトップチームデビューします。2012〜2013シーズンでレギュラーに定着するとリーグ戦3ゴール10アシストと結果を残し、以後はセットプレーも任されチームの主力となりました。

2013-2014シーズンではキャリアベストの13アシストを記録し、18シーズンぶりのリーグ優勝に貢献します。また現監督のディエゴ・シメオネからは絶大な信頼を寄せられており、25才ながらキャプテンも務めている逸材です。

コケの特徴は左右両足を使え、キックの精度が高いことでしょう。その精度で多くのチャンスを作り、フリーキックも得意です。リーグ戦では8シーズンで52アシストを記録しています。

また運動量が非常に豊富でハードワークができる選手なので、激しいプレッシングが特徴のアトレティコでも欠かせない選手です。

ただコケの役割はこれから、よりゲームメイクをすることになっていくと予想されます。今シーズン、アトレティコがまた勢いを復活できるかはこの選手にかかっていると言っても過言ではありませんので注目しながらアトレティコの試合を観戦するとオススメです。

6人目 イニャキ・ウィリアムズ

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アスレティック・ビルバオに所属するイニャキ・ウィリアムズ。現在23才でガーナ人とリベリア人の両親を持ちますがスペイン、バスク州出身の選手です。

イニャキは16才だった2012年に、アスレティック・ビルバオの下部組織に加入します。そして現バルセロナの監督であるバルベルデにトップチームに引き上げられ2014年12月にリーガデビュー。

その後は順調に結果を残し、2015年にヨーロッパリーグで初得点を決めます。ビルバオのトップチームで黒人選手が得点を決めたのは、クラブ創設117年以来初めてのことだそうです。

イニャキの特徴はその身体能力を生かしたスピード溢れるプレーでしょう。リーガではナンバー1の快速で、時速35.71kmを記録しており裏への抜け出しやドリブル突破は、相手にとって脅威となっています。

また186cmと長身ですが、足元の技術にも優れておりゴール前ではスピードだけではないプレーも見られ、対戦相手にとっては非常にやっかいな選手です。

ビッグクラブからの引き抜きもあるのではないかと言われていましたが、今季もビルバオに残留して攻撃を牽引しています。見ていて非常に面白いプレイヤーですのでビルバオというチームとともに注目の選手です。

7人目 マキシ・ゴメス

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セルタ・デ・ビーゴ所属のマキシ・ゴメス。現在21才のウルグアイの選手です。

2015年にデフェンソール・スポルティングでトップチームでデビューしたゴメスですが、その後は若くして得点を量産します。2016シーズンでは21試合出場14ゴールを記録し、2017シーズンは27試合に出場し、15ゴールを挙げています。

そしてこの夏セルタに移籍、開幕してから3ゴールと早速結果を残しています。

ゴメスは186cmの長身と恵まれたフィジカルを持っており、ゴールができるポジショニングを常にとっている選手です。見方のクロスに相手を制してヘディングする場面も見られ、強烈なシュートも持っています。

またテクニックもありパスをコントロースしてシュートまで持ち込む事もでき得点パターンは多彩です。

ウルグアイのストライカーというと日本にも在籍したディエゴ・フォルランやカバーニ、スアレスなど世界的な名手がいます。これらの選手と同様にゴメスも活躍できるか今シーズン注目の若手です。

最後に

以上、7人のリーガ・エスパニョーラ注目の選手をご紹介しましたが、ロナウドやメッシなら知ってるよ!という方も多いのではないでしょうか。

またリーガではキーパーさえ足元の技術があると言われていますので、中盤より前の選手たちはテクニックに優れている上に得点やアシストなどの結果を残さなければ生き残れません。ただスペイン代表やウルグアイ代表の未来を担う若手が結果を残し始めており、上の世代を押し上げています。

ご紹介した7人の選手は今シーズン間違いなくリーガのキープレイヤーになると思いますので、ぜひ注目しながら観戦してみてください。

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北村禅
北村禅
スポーツ好きな雑食系ライターです。 よろしくお願いします。