アメリカ発の大手VOD(ビデオオンデマンドサービス)Hulu。配信数の多さとサービスの豊富さから、日本でも契約者を順調に増やしている人気のVODです。
しかし、配信作品数が多い故に、何を観ればいいか悩んでしまうもの。
今回は、そんなHuluの中でも、特に観るべきオススメの人気の海外ドラマ5選をお届けします。
Hulu海外ドラマ人気作品
月額利用料を払えば見放題になるVODのメリットを存分に活かして、一気見したいドラマはどれか。ジャンルを問わず、様々なドラマのあらすじと見どころを合わせてご紹介していきます。
『ウェントワース女子刑務所』
<あらすじ>
普通の主婦だったビー・スミスは、DV夫だったハリーを自殺に見せかけて殺そうとするが、警察に看破され、ウェントワース女子刑務所に送りこまれることなる。
女子刑務所では派閥争いがあり、ビーはボスの座を狙っているフランキーのグループに加わることに。しかし、ひょんなことから看守長の殺害容疑をかけられたビーは、刑務所内の騒動の渦中に入りこんでしまう。フランキーとボス・ジャックスとの派閥争いが激化するなかで、ビーは娘をたてに脅されることに。
陰謀渦巻く女子刑務所内。果たしてビーと娘はどうなってしまうのか。
<見どころ>
オーストラリアのTV大人気ドラマ「Prisoner」をリメイクした本作。女版プリズンブレイクともいえる頭脳戦と女同士の身体を張った喧嘩、縄張り争いといったサバイバル要素が見どころとなっています。
特に衝撃的な展開が起こったシーズン1の後半から、一気に物語が加速。観る人をおおいに引き込み、オーストラリア版の原作を越える勢いでファンを急増させています。
Huluではシーズン5まで配信され、オーストリアでは配信済のシーズン6の日本での配信も間近と思われています。これからどういった展開になるのか、目が離せません。
『ゲーム・オブ・スローンズ』
<あらすじ>
七つの王国が存在するウェスタロスで繰り広げられる壮大な偶像劇を描いた物語。
北部に領地を持つ名家の当主、エダード・スタークは、国王ロバートから“王の手”(王の補佐役)にならないかと誘われる。妻からの反対を受け、悩むエダードであったが、王への忠誠のために王都に向かう。だが、王都は、陰謀渦巻く場所だった。
一方、エダード・スタークの非嫡出子ジョンは、北方の守護を固める名誉ある叔父に触発され、そして不義の子である自らの劣等感を克服するため、北方の守りの要・“壁”と呼ばれる場所へ向かう。
壁の守護者・冥夜の守り人となるべく奮起するジョンだったが、そこで待っていたのは、思いがけない出来事だった。
<見どころ>
1シーズンに80億ほど制作をかけている、問答無用のファンタジー超大作。主人公となる人が複数いる、大河ドラマのような壮大なファンタジー作品です。
見どころは、脚本・演出・演技、ほぼ全てが満点と言っていいほど完成された世界観。一度観たら、その世界に飲みこまれてしまうような力強い作品です。
世界観設定もさることながら、息もつかせぬ怒涛の展開が魅力で、夢中になる人が続出しています。普段海外ドラマを観ないという人も、一度観たら止まらないというほど。また、著名人のなかにも『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンだと公言する人が多いとか。
Huluだけでなく、VODに加入している人なら、ぜひとも一度は観てほしい、全ドラマ好きにオススメの作品となっています。
『12モンキーズ』
<あらすじ>
2043年、ウイルスによって人類の99%が死滅した未来。為すすべもなく地下に住みついていた人類に残された選択肢は、ウイルスが誕生する以前の過去に戻り、ウイルスが存在しない未来を作ることだけだった。
過去へと送られたのは、囚人であり、ウイルス誕生になんらかの関係を持っているとされるコールという男。コールは過去へ飛び、ウイルスの謎を知ると思われる学者のキャシーの元へ向かうが、誤ってウイルスが作られた2015年より二年前の2013年に戻ってしまう。
現時点では詳しい事情を何も知らないキャシーと共に、ウイルスの原因を探り出すコール。そのなかで、“12モンキーズ”という謎の組織の存在が浮き上がるのだった。
<見どころ>
Hulu独占配信のこちらの作品。元は、同名のブルース・ウィルス主演の映画で、いくつもの賞を受賞した大ヒット作でもあります。
SFミステリー作品である本作の大きな見どころは、タイムスリップを軸とした人間模様の変化や伏線の解き方。一見複雑に見えるストーリーも、時間軸の捉え方によって、なるほどと納得できるような仕上がりになっているのだから面白いところです。
また、映画版との違いを楽しむのも一興となっていますよ。現在、シーズン1~3まで配信中です。
『死霊のはらわたリターンズ』
<あらすじ>
主人公・アッシュと友人たちは、たまたま訪れた山小屋で、“死者の書”と古びたテープレコーダーを発見、再生させる。
そのレコーダーに録音されていた悪霊を復活させる呪文により、死霊が蘇ってしまい、恐ろしい惨劇が引き起こされてしまう。人へ取り憑く死霊との激闘の末、なんとかアッシュは生き残ることが出来た。
その戦いから、30年後。アッシュは、酒と女に溺れる、スーパーに務める普通のおじさんとなっていた。だが、彼は酔った勢いで持っていた死者の書をうっかり読み、死霊を蘇らせてしまう。
こうして復活した死霊を退治するべく、気乗りしないながらも中年アッシュはチェーンソーとショットガンを持ち、再び戦うことになるのだった。
<見どころ>
『スパイダーマン』などで知られるサム・ライムが監督を務めた、あのスプラッター映画の名作『死霊のはらわた』の続編が『死霊のはらわたリターンズ』がHulu独占配信で公開されています。
大量の血が飛び散るスプラッター要素はそのままに、どこか笑えるホラーコメディドラマとなっています。
残念ながらシーズン3で打ち切りになってしまいますが、スプラッター映画好きはぜひ観て欲しい内容となっています。特に『死霊のはらわた』ファンは、ニヤリとする要素が多数あります。
ただし、グロテスクなシーンが多いため、苦手な人は注意しておきましょう。
『アウトキャスト』
<あらすじ>
影のある男性・カイルは、いつも家族運に恵まれない孤独な人生を送ってきた。幼少時は母親から虐待を受け、大人になってやっと所帯を持っても、妻と娘との生活が上手くいかず離婚。
以降は田舎町で一人寂しく暮らしていたが、あるとき祈祷者として名高い聖職者と出会ったことで、自分の運命が常に悪霊に左右されてきたことを知る。
そんな折、カイルの元妻が悪霊に取りつかれ、娘を虐待していたことを知り、娘を救うなかで悪霊払いとしての素質に気づくのだった。
カイルは、同じく悪霊払いの素質を持つ娘・アンバーを引き取り、自分の運命を翻弄し続けてきた悪霊たちと立ち向かっていくことになる。
<見どころ>
ホラードラマとして人気を博している本作。ご存知海外ドラマの名作『ウォーキングデッド』の原作者が書いているだけあって、その面白さは折り紙つきです。
毎秒安心できないスリリングな描写と、今後が気になる展開で視聴者の目をくぎ付けにしてくれます。最大の見どころといえば、『エクソシスト』を彷彿とさせる除霊シーン。
迫力ある除霊シーンの演出によって、海外ドラマのなかでも、唯一無二の存在感を発揮しています。
『ウォーキングデッド』より知名度は低いものの、ゾンビものとは異なる魅力にホラー好きのファンがついている本作。ホラー映画・ドラマ好きにはぜひ観ていただきたい作品となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Huluで見られる海外ドラマについて、多彩なジャンルに分けて紹介しました。
Huluで配信される作品は、たくさんある海外ドラマのなかでも、骨太な作品がそろい踏みしています。人気を博しているのも、ストーリーや設定が重厚な作品ばかりで、そのぶん見ごたえ十分。
時間を忘れるほど面白い作品が多いのが特徴です。面白い作品ばかりのため、全て見終える前に配信終了してしまうことも。この記事が、少しでも貴方の作品選びの参考になれば幸いです。