ChromecastやFire TVなど、インターネットのコンテンツを自宅の大画面で観ることができるサービスが次々とリリースされています。
しかし、それに先駆けて、Appleが2006年からインターネットをテレビ接続して楽しめる機器を発売していたのを知る人は少ないのではないでしょうか。
当初は「iTV」(アイティーヴィー)と呼ばれていたこのサービスは、その後何回かのバージョンアップを経て、現在はAppleTVとしてさまざまなコンテンツをテレビで楽しめるようになっています。
そこで今回はAppleTVの概要やサービス内容について、最新のバージョンをベースにわかりやすく解説いたします。
目次
そもそもAppleTVって何?
AppleTVとは、iPhoneやiPadで有名なApple社が開発したテレビに接続してインターネットコンテンツなどのさまざまなサービスを利用することができる小型のSTB(セットトップボックス)のことです。
4K+HDRの高クオリティで映像をテレビに表示することができ、4Kサービスを提供しているコンテンツプロバイダの作品を余すところなく堪能することが可能です。
また、専用のリモコンが付属していますが、iPhoneやiPadユーザーは手持ちの端末をリモコンとして使うこともできます。
AppleTVがあればできること
では、AppleTVで何ができるかを具体的に見ていきましょう。
動画配信サービスを観ることができる
「Netflix」「dTV」「hulu」といった主要なVODサービスに対応しているため、これらのコンテンツを大画面TVで楽しむことができます。
特に4K動画コンテンツの高クオリティは目を見張るものがあり、定額見放題会員の方であればぜひ一度はこの感動を味わいたいと思っていることでしょう。
iCloud上のコンテンツをテレビで表示できる
自身で撮影した動画や写真など、iCloudにアップしているコンテンツをテレビで表示することができます。
iPhoneユーザーであれば多くのコンテンツをiCloudに残していると思いますが、それらをテレビで観ることができるのは嬉しいですね。最新のiPhoneならば4K動画の撮影も可能であるため、楽しみ方はさらに広がりますね。
iTunesStoreにある動画を視聴できる
iTunesのアカウントと連携させることで、iTunesStoreにある映画などの動画コンテンツを楽しむことができます。
iTunesStoreには他のVODサービスに引けを取らないくらい数多くのコンテンツがラインナップされています。
邦画・洋画からTVドラマ、ミュージックビデオまで幅広い動画が揃っており、iTunesStoreのコンテンツを視聴するだけでもかなりの時間を費やすこととなるでしょう。
ゲームプレイができる
AppleTVのSTBにはゲームコントローラーを接続することが可能です。Apple TV用アプリの中にはゲームカテゴリーがあり、そこにはさまざまな種類のゲームがアップされています。
単純なシューティングからパズル・RPGものまで、コントローラーを使って大勢で楽しむことができるというのは大きな魅力ですね。
iPhone・iPadユーザーならさらに広がる楽しみ方
さて、AppleTVの楽しみ方を一通りご紹介しましたが、iPhone・iPadユーザーならAppleアカウントを連動させることでさらに多くの楽しみ方が待っています。
例えば時間が無くて最後まで観ることができなかった動画コンテンツの続きを、翌日の通勤中にiPhoneで観ることができます。
また、iPhoneのアシスタント「Siri」を使ってAppleTVを操作することも可能です。Siriに好みのカテゴリーを話しかけることで目的の動画を用意に探し出すことができたり、あるいは前述の通り操作用リモコンとして使用したりすることも可能です。
このようにAppleTVの最大の魅力はiPhoneなどの端末との強力な連携にあると言っても良いでしょう。
おわりに
Netflix やHuluなどのVODサービスの会員であり、iPhoneユーザーであるならばAppleTVを購入することでさらに多くの楽しみ方を享受することができるでしょう。
特に4K+HDRの描写力は圧倒的です。好きな動画を高クオリティで再生し視聴するにはAppleTVが欠かせません。ライバルと比較すると若干価格は高いですが、それだけの価値はあると言えます。
(注釈)
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